うさよの私見

うさよの私見個人的な楽しみのみのブログです^^;

「アテネ国立考古学博物館」その4+他:アルカイック期クーロス,コレ―像 他…‘美‘彫像

当ブログ「うさよの私見」の全ての記事及び全ての画像等は

古代ギリシア美術『芸術』に感銘を受け、人間の身体こそが

“美“の極致で特に“男性”の‘官能美’(全裸もシンボル!も芸術)

を私個人が楽しむ目的のみに引用画像(加工含む)等で全てが

『芸術』の見地にて画像(引用及び撮影引用,加工含む)等を

掲載しています。あくまでも私個人が楽しむ目的のみです。

よって、

当ブログ全ての記事の文章等や画像等の全てについては

転載,複写,コピー,保存等は全て禁止でお願いします。

今、ここで見るのみで私的個人的にお楽しみください。

『芸術』としても不愉快な点等や画像等も何卒ご寛容を。

 

今回は少し遡って古代ギリシア アルカイック期

(アルカイク期)の『芸術』’美’彫像として有名な

クーロス像(青年裸体立像)から掲載していく…

『芸術』”男性”彫像の‘美’

《スニオンのクーロスの大理石像》高さ3.05m

:『芸術』”男性”彫像の‘美’

 

アテネ国立考古学博物館 その4です…

アテネ国立考古学博物館

National Archaeological Museum of Athens

www.namuseum.gr

古代ギリシア『芸術』彫刻の‘美’

:その4 アルカイック期(アルカイク):彫像 大理石像

先ほどの最初の画像のクーロス像は…、

《スニオンのクーロスの大理石像》
紀元前600年頃(2720年)ナクシア大理石で作られた
クーロス像。超自然的な大きさの像は、クーロスの
中でも最大かつ最も荘厳なものの一つで、その台座
とともにスニオン(アッティカ)のポシドノス神殿の
前の保管庫で発見された。クーロスはポセイドンへ
のオマージュで、恐らく彼の神殿の前に建てられた。
紀元前480年にペルシャ人によって神殿と奉納物が
破壊された後、堆積物に埋もれた。
高さ3,05メートル。(引用抜粋)

 

アッティカのアナヴィッソスから出土した
クロイソスの大理石の葬祭像》紀元前530年頃
(3851年)にアッティカのアナヴィッソスから
出土したクロイソスの大理石の葬祭像。
パリアの大理石で作られたクーロス像は最も
印象的な彫像の1つ。
アッティカのアナビソスで発見された。
像の台座の前面に刻まれている碑文によると、
戦いで倒れたクロイソスの墓に建てられた。
高さ1,94メートル。(引用抜粋)

 

アッティカのメソゲイアの大理石の葬儀コーロス》
パリアン大理石で作られたクーロス型の葬祭像
クーロスシリーズの最後。高さ1,98メートル。
紀元前500年頃。(引用抜粋)

…「アテネ国立考古学博物館」からは、以上です。

…引き続き、

クーロス像について説明された文章付きの

画像を引用掲載しておく。

また、古代ギリシアでの『芸術』は“男性”の

全裸(彫像)ばかりで、女性は無いのか?、と

思われるでしょう…(・・;)自分も思う

それは、このあとに掲載をする

「ゲネレオス群像(ゲネレオス・グループ)」

についての説明文によると…、(引用文)…

古代ギリシア世界では、一般に巫女などを

除く女性の社会的地位は低いものでした。

女神像やコレーなどの奉納像はあったが、

家庭の婦人像はほとんど見られません。

…とのことで、数少ない女性像も着衣のみ

:『芸術』”女性”彫像の‘美’

 

下記は、

アクロポリス博物館」

コレー像(引用コピー加工画像)

女性着衣立像コレーは、アルカイック期を

代表する古代ギリシア時代の人物彫刻。
(コレー(コレ):若い娘、乙女)

《ぺプロフォロス(Peplosphoros)あるいはぺプロス・コレー》

乙女の像。彼女はキトンの上にペプロスを着ています。
左前腕とスカートの右下隅がなく、足の前部があります。
紀元前530年頃 円形の彫刻/パリアン大理石
高さ:120 cm(47.2インチ)    
1886年:発掘。アテネ;アクロポリス、エレクテウムの西
アクロポリス博物館(wiki引用翻訳文より抜粋)

 

古代ギリシアの『芸術』のうえではアルカイック期の

女性像は、官能的とは思えない

…あくまでも全て私見のブログなのでご寛容のほどを。

さて…、ということで?クーロス像ですが、

(引用画像)「クーロス像の大きさ比較」

やはり、画像からでは大きさがわからない

等身大から2~3mの大きさ!あるらしい…

 

そこで、

アルカイック期の一番大きいクーロス像を

調べてみたところ…

ギリシア:サモス島にある(引用画像)

「サモス・タウン考古学博物館」

現在、ギリシア最大のクーロス像!

アルカイック期 巨大なクーロス像
前580年~560年頃、高さ 5.5メートル
サモス・タウン考古学博物館 新館

(引用加工画像『芸術』)

左に写る大人の男性と比較すると、実際の

巨大さがわかる…

…背後(お尻)が’官能美’かも…シンボル!もド~ン…でも欠けてる…

(以下も全て引用画像)

:イオニア地方サモス島(ギリシア)

ヘラ神殿の聖なる道の北の角に奉納
されていた。
ヘラ神殿はアテネパルテノン神殿
をはるかに越える規模で、クーロス
も尋常な大きさではありません。
島で産出される灰色の筋目が入った
大理石製で、表面はかつて赤茶色に
彩色されていました。これだけ巨大
な彫像が、ひとつの大理石から造ら
れたのは驚異的…(引用加工抜粋)

 

また、サモス島(ギリシア)には、
著名な…彫刻家ゲネレオスによる
「ゲネレオス群像 Geneleos Group」

(引用画像)

「ゲネレオス群像」は前560年から

540年のもので、聖なる道の脇に

奉納されていた。

もともとは台座に男性像2体、
女性像4体が並んでおり、当時の
裕福な一族の「家族の肖像」と
考えられています…(引用加工抜粋)

(引用画像)

下記の引用画像は、同じサモス島内

「ピタゴリオ考古学博物館」のコレ―像

古代ギリシア世界では、一般に巫女
などを除く女性の社会的地位は低い
ものでした。女神像やコレーなどの
奉納像はあったが、家庭の婦人像は
ほとんど見られません。
ましてや女性(妻)が男性(夫)と同列
に並んでいるのは大変珍しいこと。
しかもその名前まで記録されていた
わけで、これには、ヘラが既婚女性
の守護神であることが関係している
のではないか、という説があります。
こうしたことからゲネレオス群像は
アルカイク期における非常に貴重な
作品と考えられてきたのでした。
…(引用加工抜粋)

 

では、最後にアルカイック期のモノだと

思われるギリシア以外で発掘された遺物

2点を掲載して終わりにする…(引用画像)

 

アイギナ島(エギナ島)のアパイアー神殿で

見つかった《瀕死の戦士の像》

…死にかけているのにアルカイク・スマイル

 

《ヴィックスのクラテールクラテル型の青銅の花瓶

《ヴィックスのクラテールクラテル型の青銅の花瓶
古代ギリシアにおいてワインと水を混ぜるのに使った壺)

ヴィックスのクレーターは、1953年にヴィックス
(ブルゴーニュ)のケルトの王女の同じ名前の墓で
発見されたブロンズのクレーター。

ハルシュタット文化、若しくはラ・テーヌ文化
紀元前540〜530年に遡り、マグナグラエキアで
生産された。シャティヨン・シュル・セーヌの
シャティヨネ美術館に保管。フランス。サイズ
(高さ1.64 m、最大直径1.27 m、容量1,100リットル)

(引用加工抜粋)

:古代ギリシア重装歩兵

首は鋳造で作られたブロンズバンドで固定されており、
ハンドルも支えられており、ヘルメットをかぶった
戦車に先導され、大きな丸い盾を背負った徒歩の重装
歩兵が続く8台の戦車が浅浮き彫りで表されています。
等頭症(すべての人物の頭の高さが同じ)を尊重する
ために、戦車に乗った戦車は重装歩兵よりもサイズ
が小さくなっています。《ヴィックスのクラテール

(引用画像,引用文加工抜粋)

なぜ、下半身に防具をつけないのか…